１．開会の辞：安正祚 「韓中日東洋医学会」会長
元大田大学韓方医学大学教授、韓方内科専門医、韓方医学博士
こんにちは！
「韓中日東洋医学会」会長の安正祚です。お忙しい中、こんなに大勢の方々にご来場いただき、心よりお礼申し上げます。先ほど司会の方がおっしゃったように、このような機会を通じて、懐かしい方々や新しい方々とお会いできたことは、とても意味深いことで、この喜びは言葉に言い尽くせません。
まず、「韓中日東洋医学会」についての簡単な紹介をしたいと思います。私たちの「韓中日東洋医学会」は、様々な交流と研究を通じて、韓方医学の発展に寄与する韓方医の方々を正会員として、また韓方医科大学生を準会員として、2012年5月に設立された新しい学会です。
韓中日東洋医学会は、既存の韓方医学の研究はもちろん、中国と日本の東洋医学など、多様で幅広い交流と研究を通じて、さまざまな治療法への発展をモットーとしています。
特に臨床に直接活用できる実用的な治療法の研究を重視し、今後何人かの著名な韓方医の方々を迎えて、韓国の韓方医学が全世界に進出して、その位相を高めることができる東洋医学界の韓流を夢見ています。
また、そのすべてのプロセスを楽しい気持ちで探求していこうとしており、来年も多彩なイベントを計画中です。今回の第1回日本鍼灸の巨匠・新城先生の招聘講演に続き、中国で漢方医学の著名な先生を招聘して、第2回招聘講演会を開催する予定で、医療奉仕隊を組織して、ミャンマーをはじめと韓方医学を必要とする、全世界を探し回る予定です。
皆さんの多くの関心と参加をお願い致します。
ちなみに、入口に設置されたブースに行くと学会の詳細が案内されていますので、休憩時間に気軽にお立ち寄りください。
今日の講演会は、このような学会の設立趣旨に基づいて準備された最初の公式行事です。今回の講師・新城先生は、日本では鍼灸の巨匠として定評がある日本鍼灸の大家です。
特に新城先生は医学書を30年以上にわたり研究と検証を通じて、新たに整理し、直接臨床に活用してごかなりの成果を上げておられます。もちろん、今日のこの席がすべてを解決し、正解を得る場所ではないかも知れません。
しかし、近くて遠い日本の鍼灸法を多少なりとも理解して習得することができる一つの良い機会と思って活用していただくなら、明らかに意味のある時間ではないかと思います。
どうぞ多くの情報得てほしいと思います。今回の講演会を快く主催してくださった大田大学循環器内科主任教授である薛仁燦（ソルインチャン）先生と、この講演会の後援を惜しみなく引き受けて下さったGDBIO(ジーディーバイオ)のイファヒョン代表様に感謝申し上げます。
ありがとうございました！
２．歓迎の辞： 薛仁燦 大田大学循環器内科主任教授
韓方内科専門医、韓方医学博士
こんにちは。
私は大田大学医学部循環器内科主任教授である薛仁燦(ソルインチャン)です。数ヶ月前に、「韓中日東洋医学会」の安正祚会長が私を訪ねてきて、日本で有名な鍼灸の先生がいらっしゃるので招聘講演会を開催しようと思うのですが、如何でしょうか？と提案を受け、私は快諾することにしました。
実際のところ大田は地域特性上、講演会を開催する機会が少なかったので招聘講演会の話を聞いて、私は喜んで、「やりましょう！」と承諾して、今日この場になったものです。
私が快諾をしたのは、韓国と中国との治療法には差異があるので、日本の治療法とも差異があるはずだと考えたからで、このようないい機会を通じて、学ぶことができればいいことだと考えたからです。
とにかく週末でありながら、ご来場いただいた先生と生徒のみなさん方には、日本の治療法を学ぶ良い機会になってほしいと思います。
ありがとうございました。
３．祝辞：赵百孝 北京中医薬大学教授、「韓中日東洋医学会」の漢方医学諮問委員
皆さん、こんにちは
「韓中日東洋医学会」の漢方医学諮問委員として招聘された北京中医薬大学教授赵百孝です。
「韓中日東洋医学会」の最初の公式行事で、日本の新城先生招聘講演をすることになったことを心から祝辞を述べさせていただきます。
また、ここに列席できなかったことを恐縮しておりますが、来年に予定されている私の招聘講演の時には、皆さんと直接お会いしてご挨拶することを約束させていただきます。
医学というのは国境、人種の差別なく、人間という大きなカテゴリーで相互交流しながら発展させていくもので、そのためには医学が一つになることが医師としての本分だと思います。
私は「韓中日東洋医学会」が、韓国、中国、日本はもちろん世界で伸びていく東洋医学の一つの軸になるものと期待しています。
今回の新城先生招聘講演会を起点に今後、韓国、中国、日本を中心点にして持続的な相互交流を通じ、さらに発展していく東洋医学の礎を一緒に作っていきたいと思います。
第一回新城先生招聘講演会の開催を改めて衷心よりお祝い申し上げます。
ありがとうございました。
北京中医薬大学教授赵百孝（代読）
